Macbook pro を愛用するようになってから USB-C のみのインターフェースでどのように環境を整えるか、いくつかの製品を利用しながら検討してきましたが、今回ご紹介するマルチポートハブは非常に使い勝手も良く、安定して動作しています。
Macbook や Macbook pro のように USB-C ポートしか装備されていない PC をご利用の方の参考にしていただきたく、レビューしてみようと思います。
Satechi TYPE-C ALMINUM MULTIPORT ADAPTER
この製品を利用することで以下のポートが利用可能となります。
- USB TYPE-A x3
- HDMI 4K VIDEO OUTPUT x1d
- ETHERNET PORT x1
- USB TYPE-C CHARGING PORT x1
- SD CARD SLOT x1
- MICRO SD CARD SLOT x1
USB-A や SDカードスロットが拡張される製品は多いですが、ETHERNET ポートが備わっているのは比較的珍しい部類ではないでしょうか。
外観
Satechi さんのハブといえばこのスタイルといっていいくらい見慣れたデザインです。
実はこの製品は旧製品のマイナーチェンジ版で、製品名に V2 と記載があります。わかりにくいですが旧製品よりもエッジの立ったデザインに変更されているようです。
裏面もスッキリ。
SD CARD スロットが並ぶ側面。
わずかに開いた小さな穴は青色LEDが仕込まれていて動作中は点灯します。
ETHERNET ポートと充電用の USB-C ポートが並びます。
自宅の作業では常に充電用のケーブルを挿していますので、間にこのハブを中継する感覚で利用できます。
USB-A ポートは3つあり、通常の利用時は必要十分です。
自分はモニター出力に THUNDERBOLT2 コネクタを利用しているため HDMI は利用しませんが、外部出力に HDMI が必要な方も安心です。
多少の発熱はあり、動作は非常に安定
実際に使っている様子です。
前述の通り常時マルチポートハブ経由で充電ケーブルを接続しているせいかもしれませんが、そこそこ熱を持ちます。熱くて触れないほどではありませんが、Macbook pro 本体よりもちょっと温度は高めのようです。
我が家の環境では Wi-Fi で十分なスピードが出ていない様子だったので最近では ETHERNET ポートに有線で接続するようにしています。
このマルチポートを利用するまでは THUNDERBOLT DISPLAY の ETHERNET ポートに接続していましたが、現在はこちらに接続しています。
外部HDDも問題なく利用できていますし、自分はSDカードで頻繁にデータを出し入れするのでこちらも非常に便利。
本体一体型とケーブル接続型はお好みで
以前 Macbook Pro と一体型になるマルチポートハブをご紹介しましたが ETHERNET ポートが必要な方意外はお好みで選択していいのではないかと思います。
逆に ETHERNET ポートが必要な場合は今回のケーブル接続型を選ぶ必要があります。
いずれも9000円前後の金額となっていますが、得られる拡張性を考えるとむしろコストパフォーマンスは良いのではないかと感じています。
自分的な好みでは、ETHERNET ポートの件は一旦置いておいて、本体にUSB-Cポート2つを軸にして固定する一体型は、持ち運びなどで抜き差しする機会が多い人には、何かの拍子に端子に負担をかけて破損してしまうのではないかという不安が少なからずあります。
一方でケーブル接続型の方は文字通り、ケーブルの抜き差しで脱着するためさほど気を遣うことはありません。
このような理由からケーブル接続型の本製品の方が好みであり、オススメです。
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