外部モニター無しの生活は考えられない @Ebba_oBL です。
実はこの度、愛して止まない Thunderbolt Display を里子に出すことになりまして、後継機選びに頭を抱える日々を過ごしていました。
サンボルディスプレイは一応「貸す」という名目で、別所帯の家族宅へ運ばれたのですが、実質「あげた」ようなもので…、結構悩んだのですが、情に負けて提供する事にしました。
さて、その後継機をどうするかなのですが、本音は Thunderbolt Display を買い直したい! しかし、先日 iPad 買い換え事件 が勃発したばかりで、家内の稟議がおりるとは思えません。
そこでそこそこ手軽なお値段で手に入る外部ディスプレイ探しが始まりました。
実は半月くらい前から耐えていた
実はサンボルディスプレイが旅立ってから既に半月くらい経過しており、その間大昔つかっていた4:3時代のディスプレイでしのいでいました。
コレ↓
17インチなんですが、確か解像度が 1280×1080 くらいだったと思います。これが何かの冗談かと思うくらい狭い! 新品購入当時はデカいと思っていましたが、それももう何年前の話やら…、とにかく狭い、色も悪い。
急場をしのいでくれたディスプレイですが、さすがにサンボルディスプレイの直後にコレは辛い物がありました。
中古市場も渋い
元々中古で購入していた Thunderbolt Display でしたが、当時の価格より若干下がっているものの、あまり変わりません。
定価8万ちょいの商品ですが、中古相場はまだ6万円台半ば〜7万円あたりです。Apple 製品のリセールバリューの高さが伺えますが、値崩れは期待できませんね。
2560×1440 解像度の他社製品はどうか
ヤフオクで3万円くらいで買える物を見つけましたが良く分からない外国仕様で電源が日本では使えないらしい。うーん、怪しいメーカーながら妥協しようかと思いましたがコレは使えない。
多分200V仕様だと思うので100Vで使えるように1クッション入れてやれば使えそうですが、1クッション入れるのも金がかかる…やっぱダメ。
やっぱり Apple 製モニターがいいよね
社外品にすれば新品が買えますがやっぱり Apple 純正品で揃えたい気持ちが強くなってきていよいよ中古の Cinema Display へ目を向けます。
LED Cinema はまだまだ高い
27インチはサンボルディスプレイと相場は殆ど変わらず、24インチにいたっても5万近い相場で推移しているようです。
24インチに5万も出せるなら Thunderbolt 装備の Mac 使ってる人はサンボルディスプレイいきますよね…。
24インチ Cinema も選択肢には上げられない。
旧モデルまで遡る
値崩れしていると言ってイイモデルは既に旧モデルの Cinema Display くらい。
ラインナップは 20インチ、23インチ、30インチ。
当然30インチに目を向けるわけですが、こうなると 27 インチクラスと相場があまり変わらない(若干安いくらい)。まだ粘るかw
(30インチは現行27インチと同じ2560×1440です)
20インチまで落とすと、27インチからの買い換えにしてはちょっとギャップが辛そうなので、せめて23インチ。
解像度は 1920×1200 ですが、これが妥協のギリギリのライン。
オークションで取引されている相場は 8,000円 ~ 18,000円 と1万円も開きがありますが間をとっても1万ちょいでなんとかなりそう。
そんなわけで後継機は Cinema Display 23 インチ
予想通りの1万ちょいでなんとかなりました。送料が2,000円くらいかかってしまうので、やっぱり予算は15,000円くらいでしょうか。
これくらいだと23インチのMITSUBISHI製あたりは新品で買えそうですが…。
まぁ、前述の通りの経緯なのでそれもやむなし。
外観はある程度覚悟、その代わりパネルの状態は要チェック
さすがに年式が年式なので外観はそれなりに覚悟が必要です。ただし、商品説明に「赤みがさしている」とか、表示性能が著しく低下しているような一文があれば辞めておいた方が無難です。
2005年製のものから「赤み」対策が施されているらしく、それ以降の物を購入すれば大丈夫そうですが、何分昔の液晶のバックライトは一生物ではないので、インバーターや蛍光管が劣化していると使い物になりません。
最低限、商品画像でソレと分かる商品は落札しない方がいいです。
届いた Cinema Display 23 インチ、セッティングしてみた
セッティングったって大した作業じゃありませんが、単に設置した様子です。
ああ、サンボルディスプレイからのダウングレードじゃなきゃもうちょっとイイコメントもできたでしょうに…。
まぁ、自分で判断した事ですからグズグズ言うのは辞める事にします。
ケーブル類がゴチャゴチャして汚らしいのは目を瞑って下さい。
1920×1200ということで、画面は当然狭くなりましたがなんとか妥協できるラインです。現在、これで作業をしてみていますが声を上げるほど難はありません。
17インチの時は声を上げましたけどねw
幸いな事に発色、明るさ共に良好なようです。輝度調整をMAXにすると眩しすぎるくらい。だいぶ明るいので安心しました。これでしばらく次の後継機までつなげそうです。
旧モデルならでは違い
別に新製品じゃないのでレビューすることではありませんが、最近 Mac ユーザーになった方などに情報共有の意味で書いておきます。
配線がゴチャゴチャする
まず、接続が Thunderbolt ポートを利用しますが mini Display ポートとしての出力になります。したがって配線が増えました。オマケにこのモニターは電源ボックスが外付けなんですね。
ケーブル一本で何から何まで出力できた Thunderbolt ポートと、MacBook の電源ライン(Magsafe)まで備えていた前者と比べると配線が煩雑になる感は否めません。
スイッチ類が付いてる
サンボルディスプレイには一切の物理スイッチは存在しませんでしたが、Cinema Display には電源ボタンと、輝度調整のボタンが付いています。
しかしこのスイッチ、機械式ではなく触れるだけで反応します。静電式? 8年くらい前の技術としてはシャレてる気がします。
ハブは簡素
サンボルディスプレイのハブの仕様はこの際省きます(ダジャレではないぞよ)が、この通り USB x2 と FireWire400 x 2 と簡素です。
せめて USB は3個欲しいなぁ。
ついにあのハブ買う時がきたか!?
あのハブ↓
Satechi 【MacBook Air/MacBook Pro/MacBook対応4ポートUSB HUB】Premium 4 Port アルミニウムUSBハブ ST-UHA | ||||
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安く済ませたいならオススメ
そんなわけで、ダウングレードしたことを除けば概ねイイ買い物だったと思っています。
ただ1点、気になるのはあまり輝度を上げすぎると画面に焼き付きのような残像が出ます。特にミッションコントロールでデスクトップを切り替えた際に目立ちますが、ネットの情報を頼りに調べた所、どうやら仕様のようです。
程々の輝度にしておくとだいぶ改善しますが、完全な改善は難しいかと思われます。
接続にはディスプレイアダプタが別途必要
別途 mini Display port → DVI 変換コネクタが必要ですが、サードパーティ製だと1000円未満で購入できます。(今回ボクは手元にありました)
Mini Displayport to DVI変換ケーブル 0.2m | ||||
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個人の取引が心配なら
Cinema Display 23インチもタイミングが良ければ1万円未満で購入する事もできますが、オークションでの個人の取引は不安だということであればamazonにもショップが出品していたりします。(マーケットプレイスというやつです)
Apple Cinema HD Display (23インチフラットパネルモデル) [M9178J/A] | ||||
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若干お値段は上がりますが先方が小売店であることも多いので短期の保証などを行ってくれる場合があります。詳細は説明を良く読んで検討して下さい。
まとめ
今回は「このあたりの年式であれば値崩れしてますよ」というお話ですので、外部モニターにはコレが最適!というわけではありません。
ボク的には1〜2年使えればいいかなーという感覚で購入しました。長く使いたい場合はもちろん新品を購入された方が無難ですし、今時の製品はバックライトに蛍光管を使わずLEDが主流ですので寿命も長いのは間違いありません。
ボクのように多少なり Apple 純正を希望する方は検討してみてはいかがでしょうか。(中古の購入はその性質をよく理解してから行って下さい。)
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