分解大好き @Ebba_oBL です。
分解レポートが大好きなボクですが、MBPR 13インチが ifixit にて早くもバラされましたので、一緒に見ていきたいと思います。
今回もなかなか面白い作りになっていましたよ!
MacBook Pro with Retina Display 13インチモデルの解体
今回バラされるのは MBPR 13″ i5-2.5GHz 256GB-SSD 8GB-RAM という仕様のもの。
それではいってみましょう。
まずは従来のMBPと比較。薄くなって小さくなりました。
さっくりフタが開けられました。
例によって半分くらいの面積がバッテリーですね。縦だったり横だったり、工夫して配置しているのが見て取れます。
この手の分解はまずは電力を経つ事から。バッテリーのコネクタを外すのですが、例によって脅し文句が書いてあります。
バッテリーのコネクタ部のネジを外しています。
変わった感じのコネクタですね。多分バッテリーを分割している為にここで電極が合流しているような構造でしょうか。
これがなんなのかよく分からないのですが、バッテリーのネジ部にスチールウールのようなモノが付けられているようです。アースなのか、封印なのかよくわからないようです。
マルチタッチトラックパッドの裏側のパーツをめくっています。
なーんと!MBPR 13 では SSD がこんなところに居るんですね。
これは ifixit が参考までに市販の 2.5 inch の SSD ドライブを置いてみたところ。これがバッチリ収まるみたいです。何を意味するのかはわかりませんが。
外された SSD アッセン。例によって交換は簡単そうですね。
これがアッセンブリーから外された SSD 本体の基盤。こんな小さいのが 256GB です。エキゾチックです。
この部品は ifixit によると AirPort カードと記載があるのですが、よくわかりません。ごめんなさい。Wi-Fi関係?
次にヒートシンクを取り外します。
毎回良く出来てると思わされるこのヒートシンク。真ん中の部分が i5 プロセッサに乗ってるのですが、棒状の伝導板の先にファンがあるんですね。
ファンを外しています。見たところ例の静音技術の施されたフィンが見えますね。
そんなこんなでもうロジックボードが外れましたよ。
おらー!
外されたロジックボード底面側。赤枠で囲まれたど真ん中のアレが i5 プロセッサ。オレンジ枠がメモリですね。8GB を両面に分けて搭載していますから、こちら側で4GB。チップ1個が 512MB ですね。
このようにメモリがロジックボード直付けなので、増設ができないんですよね。
裏側です。残りのメモリが見えます。
取り外し行程は省かれましたが Magsafe2 コネクタ。
ここから MBP Retina モデルの難関とされるバッテリーの取り外し。今回も粘着テープとの戦いのようです。
こんなことになってます。テコ!テコ!テコォォォォ!
格闘の末、取り外されたバッテリー。このべったり貼られたテープがクセモノのようですね。横長バッテリーはネジだけで固定されているようですね。
これはマルチタッチトラックパッドを取り付けているトルクスネジ。
マルチタッチトラックパッドさんがログアウトしました。
液晶はもぎ取るぜー! とやっているわけではありません。ヒンジを確認してるのでしょうか。
モニターが外れました。マグロの解体で言う所では頭みたいなもんでしょうか。一応この製品の目玉です。あ、目玉か。
そんなわけで、カラッポー!給食のトレイみたいですね。
そんなわけで、解体ショーの終了です!お疲れ様でしたー!
今回はバッテリーとれましたね
15インチの時は断念し、「MBPR 15 は修理不可能」といった話になりましたが、今回は全部外れました。
SSD が変なとこに
やっぱり意外だったのは SSD がトラックパッドの下に隠れていたコトですね。基板1枚乗せるだけのスペースが、ロジックボード上に無かったのだと思うのですが、2.5インチの市販ドライブがすっぽり入ってるのもなんとなく意味深な感じ。
設計途中では汎用の SATA コネクタを装備する案もあったんでしょうかね。
そんなわけで、ありがとう ifixit !!
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