毎度でございます、えばさんです。
少々久しぶりの更新になりましたが、この度はタイトルに有るとおり、Macが重くて仕方が無い状況をなんとかならないものかと奮闘した結果を発信してみようと思います。
Macは特に夏場になりますとkarnel_taskという忌まわしいプロセスがCPUを虐め倒し、結果としてMacがくそ重く使い物にならない状況に追い込むという悪魔的な仕組みが仕込まれております。
もちろんCPU保護などの意味があっての仕様で有ることは間違いないと信じておりますが、このkarnel_taskが暴走を始めるとどうにも仕事にならない。
最近では1時間に一度程度の頻度で5分程度は使い物にならない状況が訪れており、ぶっちゃけやってられないと、仕事を放棄したくなる毎日を送って追ったわけです。
あれこれと策を講じたわけですが、根本的な解決はやっぱりこれだったという事でシェアしたく、深夜にもかかわらずブログを更新しているわけでございます。
karnel_task暴走時の対応
karnel_taskが暴走している状況の対応といえば代表的なものが下記のような内容だと思います。
・Macを再起動する
・SMCリセット
Mac の SMC をリセットする – Apple サポート (日本)
だいたいのケースではこれで解決するものだと思うのですが、ボクの環境ではこれらは「気休め」であり、一瞬良くなったかと思いたい状況になりますが、すぐにダメになります。
karnel_taskの暴走とは、そもそもCPUの発熱を防止したいためにMacが熱と戦っている状況という解釈でほぼ間違ってないと思います。
やや部屋のクーラーを効かせつつMacbook Proにサーキュレーターを直撃させ可能な限りの空冷を試みます。
これで症状が収まることもありますが、最近はそうもいかなくなりました。
2018年モデルのintel Macbookなのでそういうのもあってそろそろ限界かなと、思ったりもしましたが物理的に冷却に無理がある状態ではないのか・・・
つまり、本体内にホコリが詰まりまくって廃熱が出来なくなっているのではないのか、という疑惑が浮かび、本体内の清掃を試みようという結論にいたりました。
正直めんどくさいですが、やれることはやってみない訳にはいかない。
Macbook Pro(2018)のバックプレートを開ける
過去に同じことをやったことがあるので気軽に始めます。
とりあえずつないでいたケーブルを全てはずし、作業開始します。
本当は自動起動をオフにしたほうがいいようなのですが、面倒なのでこのままやりました。
Apple製品の分解といえば特殊ネジを外すためのドライバーですが、過去にiPhoneやらMacbookやらを分解するときに購入した工具がありましたのでそれを使います。
背面にある6本のネジを外しましたがヒンジ側の2本は長さが違うようです。
間違えないように注意しておいておきます。
ネジを外したらバックパネルを外すわけですが、これまたiPhoneを分解する時に購入していた工具セットに含まれていた吸盤とプラ製のヘラを使って外していきます。
バックパネルの取り外しはちょっとしたコツがいるのでifixitなどの解説サイトを事前に見ておいた方が良いです。
MacBook Pro 15″ Touch Bar 2018 Cooling optimization – iFixit 修理ガイド
そんなこんなでバックパネルを外しました。外す時にそれなりにホコリが舞いましたので嫌な予感しかしません。
パネルを外した直後の様子です。
時々吸排気口から掃除機で吸っていたのでその周辺はそうでもないですが、冷却ファンがヤバいことになっています。
積もったホコリがエグいです。
ホコリがたまりすぎてタワシみたいになっています。
これで冷える訳がない。
清掃はエアダスターで
こんな感じの状況ではもはや定番のエアダスターです。
こいつを使ってこれでもかとホコリを吹き飛ばします。
とりあえずエアダスターを吹きまくった状態です。
この後、ファンを歯ブラシでゴシゴシしながらエアダスター攻撃を繰り返します。
そして清掃後のファンの様子がこちらです。
蘇ったと言って良いでしょう。
気持ち良く綺麗になった後は逆の手順でフタを閉じます。
清掃の結果 karnel_taskはどうなったのか
もう、嘘のようにkarnel_taskの暴走が止まりました。
この清掃を行ってから概ね12時間以上経過しましたが一度も暴走しておりません。
なんなら普段うっすら聞こえていたファンの音すら聞こえないので静かに超快適に動作しています。
もはやM1かM2搭載のMacに買い換えないとどうにもならないかと思っていた所もありましたが、まだ数年はいけるなと、確信した大満足の結果が得られましたとさ。
暑い季節のkarnel_taskの暴走に悩まれている方は本体内の冷却効率に問題がある可能性もあるということを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
フタを開けるだけですが、一応分解にあたるかと思いますので保証期間中の方においては自己責任で行うようにしてください。
ボクが購入した工具そのものは見つかりませんでしたが、おおよそ同じような内容のものを掲載しておきます。e
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