マルチモニター大好き、 @Ebba_oBL です。
先日 Thunderbolt Display を再導入して、Cinema Display が余ったという状況を記事にしましたが、この余った Cinema Display を3枚目のディスプレイにしたらオモシロイだろう…と、そこで話は終わらせていました。
なぜなら MacBook Air mid2011 は外部1枚のディスプレイしかサポートしてなく、外部2枚目のディスプレイを接続するには USB ポートを利用したディスプレイアダプタが必要だからです。
(thunderbolt ポートを2機備えた MacBook Pro 等では変換コネクタを用意するだけで大丈夫です)
そしてこのアダプタ、ノリとネタで購入するには微妙なお値段w
だいたいですが6〜7,000円くらいします。
現状外部2枚の必要性は感じては居ないのですが…、ちょっとやってみたい。
やってみました
いつまでも部屋の片隅に置いてある Cinema Display を見ながら気になってしかった無かったので、やりました。
やらずに後悔するなら!やって後悔してやる!(そんなたいそうな事じゃ無い)
購入したのはこの製品。ラトックシステム USB2.0マルチディスプレイアダプタ REX-USBDVI2です。
少し安いモデルもありますが、出力できる解像度に違いがあります。利用するモニターの解像度に合わせて選択する必要がありますので注意。
今回の製品は上にリンク貼った2つのウチ、下の方です。
ディスプレイの構成
ここまで触れていませんでしたが、今回目的とする構成は以下の通り。
外部2枚と本体のディスプレイを合わせてトリプルディスプレイ状態になります。
内容物
シンプルに本体とケーブル。
他簡単な紙の説明書とドライバー CD が入っていましたが、どうせ Mavericks には対応していないと思われるので、ハナからアテにせずダウンロードする方向で。
本体は軽く小さいです。電源は USB から供給される為、別途用意する必要はありません。
接続開始
DVI コネクタ2個分程度の大きさですね。
MacBook Air 本体にはなるべくケーブルを接続したくなかったので Thunderbolt Display の背面 USB 端子に接続しました。
ドライバーのダウンロード
接続しただけではまだ表示されません。支払った6,000円くらいのことを思い出すとちょっとドキドキします。
上のページから MacOS X (10.7.x-10.8.x)用ドライバー をダウンロードしてきます。
今回使用するのは 10.9 Mavericks ですが、結論から言うとコレで動きます。
ドライバーのインストールと再起動
ドライバーのインストールは至って簡単な作業なのでスクリーンショットなどは割愛します。
インストールが終わると再起動するよう促されますので従います。
再起動後、いよいよ2枚目の外部ディスプレイに火が入ります!
ディスプレイの設定
再起動したら 設定 → ディスプレイ → 配置 で、各ディスプレイの位置関係を設定します。
外部2枚を利用したトリプルディスプレイの様子
トリプルディスプレイ完成です。それはもうブルーライト浴びまくり間違いナシです。
USB ディスプレイアダプタ経由でもミッションコントロールなど問題無し
USB で接続したディスプレイも他のモニターと特に変わりなく扱えます。ただ、USB2.0 の転送速度ではやはり若干遅いです。
以前試した iPad を使ったトリプルディスプレイは Wi-Fi 接続でしたのでかなりラグがありましたが、USB 接続の場合、そこまで激しいラグではないものの、少し気になる程度のタイムラグはやはり発生します。
これは仕様上仕方の無い事なので同様の接続を検討している方は念頭に置いておいた方が良いでしょう。
USB 接続したモニターの用途
前述の通り、レスポンスに多少なり難が有りますので、確認の為に常に表示しておくアプリなどを置いておくにはイイと思います。
レスポンスが悪いといっても「操作→表示」に一瞬ラグがあるだけですので、動きがカクカクするとかそういう事はありません。
YouTube の動画も普通に見られますし、音声がズレる程のラグではありません。
問題なのは一瞬の操作が命のようなゲームくらいじゃないでしょうか。
トリプルディスプレイいるか!?
やっては見たものの、トリプルディスプレイが必要かと言われると…
ボクの利用方法ではもてあまします(‘A`) 正直2枚で足りるんじゃないかなぁ…という気がしています。
ボクの場合、シングルモニターよりはデュアルモニターのほうが便利なのは間違い無いのですが、今の所3枚の有効利用方法は編み出せていません。
とにかく、今回は MacBook Air mid2011 のように、ディスプレイ出力できるポートが1つしかない状況で外部2枚のディスプレイに出力するという形を検証できたので、ある程度の満足感はあります。
今後の運用については要検討ですが…。
この記事がどこかの誰かの役に立てば…嬉しいかな(;´Д`)
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