毎度です! @Ebba_oBL です。
ホントにどうでも良いことで恐縮なのですが、日記を書かせて頂きます。
本日、私「えば」は歳を取りまして、40を迎えることになりました。若い頃、40というと「すげぇオッサン」だと思っていましたが、正直当事者は「まだたいしてオッサンじゃなくね?」と現実逃避したい年頃でもあったりします。優しくして下さい。
節目ならではの自分語り、脱サラの思い出
ホントどうでもいい話すぎて誰も興味ないと思いますが、記録として残してみます。
二桁目の数字が増えてしまう節目の歳を迎えてみて、ふと思い出したのは30歳で脱サラしたことでした。もう10年前の話なのかと…。
20代の生きている時間の大半を本業とアルバイトに費やして、独立開業に向けて貯金していました。
テレビ見る時間も殆どなくて、大好きだった聖飢魔IIも、その当時の活動の様子は全く知らないくらい。疲れすぎて風呂の湯船で良く寝てました…もうあんな生活したくないw
やっとの想いで独立開業したのは30歳の春でした。
20代後半から30代前半というのは、ある程度社会勉強が出来てて、ちょっと腕試しができちゃったりして、他人のふんどしで相撲とって金星なんかあげちゃうと勘違いしがちなものだったりするんじゃないかと今になって思います。
その業界では「負ける気がしない」なんて事を思いながら、開業準備してましたねw
それがいけないとは言いませんよ、それぐらいのモノがないと起業なんて出来ませんし、成功もしないでしょう。会社という守られた世界から飛び出すには、良くも悪くもそれなりのエネルギーが必要です。
ただ、自分に都合の悪いリスクについて「他人ごと」と捉えないことです。起業すると自分に都合の悪い事を解決する事が仕事になるケースが少なくありません。
雇われている時よりも起業した後の方が頭を下げる機会が増えましたし、思い描く良いことばかりではありません。
結論から言うと、「優秀社員」レベルでは独立開業しても成功する確率はきわめて低いようです。ボクが優秀だったかどうかは別問題ですが、ザックリ言うと現場でデキる社員でも、経営が上手いかどうかは別問題なんですよね。
そんなボクは「経営手腕」にも多少の自信がありましたが開業後、出足はまずまずだったものの色々ありまして、結果として8年経営した事業は採算がとれなくなって、廃業しました。
8年やったとは言え、天狗の鼻がへし折られるのはあまり時間かかりませんでしたよw
事業の廃業はプロセスにすぎない
あまり他人に堂々と言えませんけど、廃業した当時から「ひとつめの事業を終わらせただけにすぎない」と思っていて、次は何をやってやろうかと考えていました。
他人に言えないとか言いながらブログで世界に発信してしまう矛盾。www は ワールド・ワイド・ウェブの略だって知ってました?
廃業直後は、正直経済的な体力も奪われていましたし、瀕死の状態だったと言っても過言ではありません。
かつて武田鉄矢が貧乏時代に嫁に言った「よーく見て見ろ、これが地獄だ」という言葉の意味が分かる生活も経験しましたが、廃業したことでこの状態からも抜け出しました。
不思議なモノです。なにかの漫画にあった台詞「死ねば楽になる」は案外的を射ていると思わされました。
今苦しんでいる個人事業主には、無理して続けない事も前進する手段だと声をかけたいくらいです。
食っていく方法をまた考えれば良いのですから。
事業所が無くなっても自営業者
30歳で意気揚々と開業届を提出した結末は、疲労困憊で廃業届けを提出する結果になりましたが、1つ目のプロジェクトが思わぬ形で終わっただけの話です。
不幸中の幸いは、8年やった割に事業が小さかったので、トータルで数千万の損はしましたが、債務はありません。(正直言うと、分割払い中だった買い物の精算はしんどかったですがw)
身軽で気軽なもんです、ただ歳はとりましたけどね。
30代でウハウハいいながら夜のクラブ活動に精を出すという、遠大な計画が実現しなかったのは心残りですw
それでも自分にはまだ「なにかやる気」があります、何かやる気があればとりあえず食っていくくらいはなんとかなるものです。
お陰様で五体満足、健康です。「元気があれば何でも出来る」はキャッチコピーでも、キメ台詞でも、ギャグでもないですよ。ホントそう思います。
まぁ、今から弁護士になるとか、医者になる可能性は0%じゃないにしても、ボクの場合限りなく0に近いですけどねw
今何しているのか
具体的には色んな諸事情から書けませんが、自宅が事務所兼営業所になりました。
前職のノウハウは殆ど活かせない状態になりましたので、手探りでやっています。このブログも一緒ですね。
イマドキの言い方をするならフリーランスとか、ノマドワーカーとかそんな感じでしょうか。便利な言葉が出来たものです。田舎なのであんまりノマドはしてませんけどね。
ただやっぱり思うのは、脱サラしたあの時はまさか10年後に Mac の前でこんなブログを書いているとは1ミリたりとも予想しませんでした。
悔いの無い40代にしたい
30代は前述の通り、ウハウハできなかったので心残りです。割と本気で言っています。
そして迎えた40代のお話です。
これまで書いてきた話の最初から最後まで、ずっと嫁が一緒です。
あまりノロケみたいなことは書きたくありませんので、察して欲しいのですが、嫁もまた「なにかやる気のボク」に付き合う気でいてくれています。
我ながらよくこんなポンコツ野郎につきあっているもんだと思いますが、そろそろ嫁にドヤ顔させてやらないといけない頃かと思っています。
そういう意味で悔いの無いようやっていきたいと思います。
脱サラしたいと考えている方へ
「脱サラ」というキーワードで、このエントリに興味を持って頂いた方には、つまらない内容だったと思います。すみません。
家族に迷惑を掛けながらも自由奔放に生きるボクの様子は気楽に見えたかも知れません。(事実そういうニュアンスで書いたつもりですが)
脱サラは大変だぞ!なんて夢の無い言葉を掛けるつもりはありません、大いに夢見てください、それが原動力です。
ただ、考え得るリスクからは目をそらさないで下さい。予想できる事態を他人ごとだと思わない事です。予想できる都合の悪い事態は「自分の弱点」です。克服する術が思いつかないうちは精進しましょう。
それはそうと、このエントリの本題なんだっけ…ああ、ボク…歳とったんね(‘A`)
まだまだがんばるよ〜!
コメント