SonyEricsson XPERIA X10 Android 2.3.3 カスタムロム ThGo2 v15d 導入

テスト中ROMですがまた試してみました

先日リリースされたv14からバッテリードレイン対策が施されていないということで、バッテリー残量を見ながら悶える毎日を送っていたのですが、とうとう堪り兼ねて先日v13に戻すという形でしのぎました。

作者様も状況は把握している様子で、ちかく対策バージョンをリリースするということで楽しみに待っておりましたが、本日チェンジログを覗いた所、まだテストバージョンではありますがv15dに fix battery drain の文字が！

自分はXPERIAのみ常用環境なので、あまりテストロムは利用しないのですが今回はv15の正式リリースをどういうわけか待ちかねているので、入れて見ることにしました。

テストロムということなのでROMへのリンクなどは控えたいと思いますが、xdaのいつものところにありますので簡単に見つかると思います。

というわけで導入

端末情報のスクリーンショットですが、まぁこれはいつもの通りという感じでしょうか。
なんとなく載せないといけないような気がして載せてますｗ

今回も導入は上書きにて行なっています。

で、その端末情報のスクショを撮ろうと設定画面に入ると、なにやらアイコンの雰囲気が変わっています。

作者様のブログも青系のアクセントのついたデザインなのでROMのテイストもコーディネートされているのでしょうか。
水色系のアクセントがおしゃれです。

細かな変更点は多くあると思うのですが、今回はテストバージョンということでチェンジログに沿ったレビューは控えますが、見た目の変化に「時計」アプリが挙げられます。

自分はアラームをよく使うので、わりと起動するのですが、このダイヤル式の時刻セットがとても気に入っています。
今回はこのダイヤル部が大きくなり、より使いやすくなりました。細かい点ですがこういうユーザービリティって大事だと思います。

肝心のバッテリー持ちとレスポンスはどうなのか

バッテリーに関してはfixされただけあって DeepSleep 時の消費は以前のそれに戻っています。つまりあまり使わなければほとんどバッテリーが減らない Thgo2 が帰って来ました。

以前と違うと感じるのは「使ってる時はそれなりに消費する」ということと、「それとトレードするようにレスポンスが上がっている」ということです。特にスリープ状態から抜けた直後のアプリの起動など、以前はプチフリーズが発生したかのような状況が（自分の端末では）見られましたが、今回のROMではそれが無いように感じます。

また、cpu spy を見てみると、128〜998MHZまで割と柔軟にクロックを切り替えて（表現が難しいですが、まんべんなくといいますか）動作しているように見えます。

このような状況から、毎日ガンガン使う人にはやや調整が必要かもしれないですが、程々の利用であれば十分な稼働時間を得られると思います。

正直自分としてはこれくらいのチューンが丁度いいと感じます。
バッテリーライフはスマートフォンにとって重要なファクターですが、やはりサクサク動いてくれないとそれはそれで…という気がしますね。

総括として、まだ短時間稼働でまだ何が起こるかわからない状況ですが、テストバージョンでありながら自分の利用状況には非常に快適なバージョンで、導入満足度の高いバージョンであると言えると思います。

最近有難いことに大変多くの方にこのブログを読んでいただける様になったので、念のために追記しておきますと、あくまでも私個人の感想であり、表現の加減については個人差による誤認も含まれると思いますのでご注意下さい。
また、カスタムロムの導入は問答無用の「自己責任」となります。