毎度です、 えばさん ( @Ebba_oBL ) でございます。
iOS 8 がリリースされ、色々と変更点はあるわけですが、ボク的に気になるのはなんといっても他社製キーボードの利用が解禁された点。
既に ATOK が開発中ということでこちらのリリースを心待ちにしているわけですが、iOS 8 リリースと同時にいくつかのサードパーティ製キーボードが早速リリースされています。
そのうち、従来の日本語キーボードを変更する事が可能な Simeji を試してみる事にしました。
Simeji は Android でも有名な日本語キーボードで、Android 初期の頃はフリック入力が可能な日本語キーボードとして大変重宝され、現在もそのファンは多くいるものと思われます。
かくいうボクも Xperia を使っていた頃には Simeji を試したこともありましたが、当時はすでに Sony 製の PoBox の使い勝手がかなり良かったために常用するには至りませんでした。
Xperia 以外の Android ユーザーは Simeji 愛用者が多くいましたね。
Shimeji じゃないよ Simeji だよ
どうでもイイ事ではありますが「しめじ」と読むこの日本語キーボードは Shimeji と表記しがちですが、正式名称は Simeji です。
これは Social IME 字(ji)の略だということです。
知っていても何の得にもなりませんが、覚えておきましょう。
他社製キーボード(Simeji)を使う方法
Simeji をダウンロード
まずは Simeji のダウンロードから。これがないと始まりません。
Simeji(シメジ) – 日本語文字入力&顔文字キーボード (Version 1.0) | ||
カテゴリ: | ユーティリティ | |
価格: | 無料 (最新価格はStoreで確認してください) | |
現Ver.の平均評価: | (3.5 / 106件の評価) | |
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Simeji を使えるように設定する
設定アイコンから「一般」を選びます。
次に「キーボード」
一番上の「キーボード」の項目をタップ
「新しいキーボードを追加…」をタップ
他社製キーボードの欄に Simeji がありますね、これをタップします。これで Simeji を使う準備は出来ました。
従来のキーボードは外しておきましょう
一旦 Simeji がどんな物か試してみたい方はこの項目は飛ばして貰って構いませんが、Simeji を登録しただけではキーボードを切り替える度に Simeji と従来のキーボードの両方が出てくる為、使い勝手がよくありません。
従来の日本語キーボードは使いませんのでココで外しておきます。
Simeji が追加された画面で右上の「編集」をタップします。
左側に赤丸にマイナスが書かれたボタンが出現しますので、従来の日本語キーボードの横についているボタンを押します。
削除ボタンが現れますのでタップしたら削除できます。また、元に戻したい場合は再度追加できます。
最後に完了ボタンをタップして終了です。
Simeji を使って見る
とりあえずメモを開いてみました。一見すると従来のキーボードとあまり変わりませんがテンキーのキノコやらシャツやらのアイコンが並んでいます。
キノコアイコンは設定
キノコアイコンをタップするとちょっとした設定が行えます。クラウド超変換というのはもともと Simeji のソーシャル IME たる機能で、オンライン辞書を参照することで多くの顔文字などを利用可能になります。ただし「フルアクセス許可」に設定する必要ありです。
その他は見たままですが、ガラケー時代のいわゆるケータイ入力をしたい方は「フリックのみ」の項目はオフのままで。
シャツアイコンは着せ替え
シャツアイコンをタップするとキーボードのスキンが変更できます。現在はプリセットの4種類となっていますが、今後増えることもあるのかは不明です。
ちなみにボクは黒っぽいキーボードが気に入ったのでそれにしました。
実際に入力してみる
入力を始めると先ほどキノコアイコンが並んでいた部分に文字が表示され、その下に変換候補が並びます。
顔文字の充実感がかなり強く感じられる変換候補ですが、少々使って見たところなかなかナチュラルな変換候補が並んでいるように感じられ、従来の純正キーボードよりもスムーズに入力できそうな気がしています。(まだ使い込んではいないものですみません)
細かい所では LINE での利用時に、以前は入力中(変換・確定していない)状態でも送信ボタンを押すとそのまま送信されましたが、Simeji では確定していない文字は送信されないなど、若干違和感を感じる部分はあったりします。
この辺は慣れの問題かと思われます。
今後の修正に期待したい部分
従来のキーボードは地球(?)アイコンを長押しすると利用可能なキーボードが一覧されたのですが、Simeji のソレは長押ししても何も出ません。
この部分を上スワイプして英語キーボードに切り替えるのに慣れていたのでこの点がちょっと不便に。
日本語中にアルファベットを混合させて入力する際などは現状ちょっとメンドクサイですね。
ちょっとしたことなので今後のアップデートで修正されるかもしれません。
現時点でボクが Simeji を使おうと思った最大の理由
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、Simeji のキーボードは従来のキーボードと比較して、縦方向に小さくレイアウトされています。
その為、キー一つ一つの大きさがやや小さくなり、フリック入力を行う際にはストローク(指の移動量)が短くなるため、ボク的には非常に入力がしやすくなりました。
Android の ATOK なんかはキーサイズの調整までできるという優れものでしたが、iOS 版の IME はそこまでの機能を実装できるかどうか不明です。できれば iOS 版 Simeji や ATOK にもキーサイズ調整機能を付けて欲しいところです。
もっとも、調整できないまでも現在の Simeji のキーサイズはなかなかいいサイズでとても気に入ったので当面(ATOK発売まで)は Simeji を利用しようと思いました。
今後もサードパーティ製キーボードに期待
今回の Simeji は思った以上に好感触でしたが、先ほどから連呼している ATOK にはかなり期待していますし、Google 日本語入力の iOS 版が出てきてもおかしくないのではないかとも思っています。
この他にも本日リリースされたキーボードでは手書き入力に優れた mazec というアプリもリリースされています。
mazec – 手書き日本語入力ソフト (Version 1.0.1) | ||
カテゴリ: | ユーティリティ | |
価格: | ¥700 (最新価格はStoreで確認してください) | |
現Ver.の平均評価: | (3.5 / 16件の評価) | |
通算の平均評価: | (3.5 / 16件の評価) |
こちらは従来900円のところ、リリース記念で700円というセール価格になっています。気になる方は安いうちに入手しておくといいですね。
因みにこの mazec は iPhone , iPad の両方で利用が可能ですが、Simeji は iPhone (またはiPod touch)専用となっています。(2014/09/18現在)
Simeji(シメジ) – 日本語文字入力&顔文字キーボード (Version 1.0) | ||
カテゴリ: | ユーティリティ | |
価格: | 無料 (最新価格はStoreで確認してください) | |
現Ver.の平均評価: | (3.5 / 106件の評価) | |
通算の平均評価: | (3.5 / 106件の評価) |
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