一度言い出したらすぐに手に入れたくなるワガママな @Ebba_oBL です。
今年一発目の記事でも書きましたが、今年は入門機からデジタル一眼カメラをはじめたいと思っていました。
思ってはいたものの、いったい何を基準にカメラを購入すればいいのか、全くのド素人なボクはずっとカメラ選びに奔走していました。
タイトルにもあるように Nikon の D5200 を購入する結果となったワケですが、簡単にその経緯なども書いてみたいと思います。
最初の基準は予算
物凄く急激に興味を持ったデジタル一眼。凄く欲しくてたまらないのだけど基本的な物欲の根っこは「カメラの世界」が楽しそうに見えたから。
こんなテキトーな発想からモノを欲しがっているので、一番怖いのは「買ったそばから飽きてしまう」と言うこと。コレを言い出すと大方の買い物はできないわけですが、ピンからキリまである価格帯の中からあまり高価な物はリスクが高く感じられます。
高い物ほどイイモノであるのは違いなさそうですが、万が一の時の為に傷口は小さい方がいいだろうと、まずはamazonで「デジタル一眼」で検索してみました。
3万円でお釣りが来るデジタル一眼
最初に目を付けたのがコレ。Canon の EOS Kiss X50 という機種で、なんか耳になじみのある名前。この記事執筆時の価格は 29,724円!! キヤノンだし最初はコレでいいじゃん!
と思ったのですが、レビューを読むと「センサークリーニング機能がない」という事を残念な点としてあげるレビューが目に付きます。
ボクとしては「そんな機能があるのかい」くらいのものですが、この点について言及している人が一人ではないあたり、結構ひっかかる点のようです。
その点を除けば殆どの方が「買って良かった」「もっと早く買えば良かった」といった好印象。
入門機だし、これから初めても良いのでは無いかと思っていたのですが、ボクの性格からして「センサークリーニング機能が無い」というレビューをいつまでも引きずりそうな気がしたので、嫌な予感を払拭する意味でこの機種はパスすることにしました。
カメラの「カ」の字もわからないやつの選定ってこんなもんです。
次点は4万円台前半から
次の価格帯を見てみるとだいたい4万円台前半から5万円の間くらいで「撮影に必要なモノが揃った商品」は買えそうです。
だいたい4万前後くらいで始めたいと考えていたので、3万円でお釣りがくる EOS Kiss X50 が候補に挙げられないのは残念ですが納得した買い物がしたいので諦めます。
Canon か Nikon か
次の価格帯になってくると Canon , Nikon , PENTAX あたりの機種が並んできました。
ここでメーカー選びに直面するわけですが、あちこちのブログなどを読みあさった所、メーカー選びはその後のレンズ資産を決める事にもなるため、とっても大事みたい。
うーん、メーカーの善し悪しなんて分からない。けど、だいたいボクがみた情報ではメーカー選びで失敗したという意見は見られなかった。多分どのメーカーを買っても問題ないんじゃないかという結論に。
身近なきっかけがメーカー選びの決め手に
事の発端はアメトーークで放送された「カメラかじってる芸人」です。
ここに登場した芸人さんが使われているカメラは、ミラーレス機を除いては Canon か Nikon 、圧倒的に Canon が多かったですね。
その為、PENTAX はこの段階で省きました。PENTAX ユーザーの方には失礼な話ですが…。
この番組のキーマンだった小薮座長が使っているのが Nikon で D700 という機種、およそ一時のハイエンド機なのではないかと思うのですが、どっぷり使っているという座長が Nikon ユーザーというのはポイントが高そうだ!というワケのわからない理由から Nikon が一歩リード。
そして、ボクがよく拝見するブログオーナーさんの所有機が Nikon だったと言うこと、このあたりから Nikon に狙いが定まってました。
別に「キムタクがCMしてたから、Nikon 買ったら俺キムタクっぽくね?」なんて発想はかけらもありません。
ありませんから。
Nikon の入門機といえど選択肢が案外あった
最初は D3100 から始まって D5100 はどうだ、いや D3200 も値段的にこなれてきてる。そこまでいくならバリアングルついてる D5200 じゃね?
と、簡単に説明を省くとこんな感じ。実際は量販店に足を運び、実機を触り(Canon のカメラもアレコレと)見慣れないスペック表を目を皿のようにして隅々まで比較し、金額差と得られる性能を加味した上で最もお得に、後悔のなさそうな着地点を探しました。
途中、ダブルズームキットと標準のレンズキットの選択も迷いましたが、感覚的に望遠はあまり興味が無いのと、むしろ単焦点レンズに興味があるので標準のレンズキットでとりあえず遊べるようになればいいという発想もありました。
気が付けばどんんどん予算がオーバーしていく様子になんとも思っていない自分がそこに居ましたね…、入門機の次元でコレですから、ひょっとしたら泥沼に片足突っ込んだのかもしれません。
紆余曲折の後、D5200 に着地
最終的な決め手は
- まだ1年ちょい落ちくらいである
- Nikon では 5000番台の機種に唯一バリアングル液晶が搭載されている
- 画素数が5100より多い
- フォーカスポイントも 3200 や 5100 より多い
- 若干だが連写がこの中では一番早い
- なんか大事そうな部品が名機とされているっぽい D7000 と同じらしい
- ネットで見た D5200 で撮影された写真が期待するに十分なものだった
- 価格.com で見ると標準レンズキットの最安値が 50,900円くらい
- 少しでも新しい方がイキれそう
こんなとこでしょうか。ネットで見た写真が〜と言っていますが、デジタル一眼で撮影されたモノは全て綺麗なもので、どれを買っても今のボクには十分過ぎるものでした。
逆に今既に気になっている所は
- ファインダー視野率が95%程度らしく、上位機種のファインダーを覗くと残念仕様らしい
- 本体にAFモーターが内蔵されてないので対応レンズじゃないとマニュアルでしか使えないらしい
- 使いこなしてくると物足りなさを感じるらしい
1番目と3番目は入門機なので仕方ないですね。もともとそのつもりです。2番目は最近のレンズだと大丈夫らしいですが注意が必要です。
ただ、amazonなどでレンズを一覧してみても「どれが大丈夫なのかわからない」のでレンズを追加購入する時は慎重に調べてから買わないといけませんね。
そんなこんなで最初はamazonで見ていたボクですが、最終的には価格.comの最安値店でポチりました。
Nikon D5200 到着!!
で、もう到着です。
先輩方の記事を参考にしていると、レンズフィルター(プロテクター?)と液晶保護フィルムは必ずと言ってイイほど用意されていたので一緒に購入しました。
SDカードはとりあえず手持ちのもので試してみるつもりで購入せず。
液晶保護フィルムも自分の性に合わないのですが、首から下げるカメラはどうも「衣類のボタンや鞄のベルトなどで液晶にキズを付ける事もある」という一文を見て、念のために用意しました。なんだかスマートフォンとは勝手が違います。
開封していきます
最近 Apple 製品のシンプルな梱包ばかりだったので、こういうゴチャゴチャした梱包物が逆に新鮮でワクワクします。
色々取り出すよ〜
内容物一覧
一通り引っ張り出しました。アクセサリ類が一通りそろっていて SD カードさえ用意すればすぐ使えるのが嬉しいです。
レンズフィルターと液晶保護フィルム装着
とりあえず一番にやっておきました。見た感じただのガラスっぽいんですが2000円くらいしました。タダのガラスじゃないんでしょうね、きっと。
液晶保護フィルムもさっさと貼ったのですが、最初気泡が出来たので剥がして貼り直したら、カドにへんなクセが付いてしまってちょっと浮きました。俗に言う失敗というヤツでしょうか。
どうしても気になったらへっぺがします。なにがやねん。
レンズ装着、とりあえず本体を眺めてみる
レンズ装着です。如何にもな格好でその気になります。おもわず首からさげてイキりたくなります。
さらに横から
上から
ボタンがいっぱい付いていて何が何やらわかりません。子供が飛行機の操縦席を見て「すげー!かっけー!」と言っているのと同じ次元でカッコイイと思いながら見ています。
うん、俺のカメラかっけー。
ファインダーに向かって左側にはこのような端子類が。使うかどうかは別にして色んなコトができそうです。(外部マイク・USB・GPS・HDMI)
しったかぶりのニコン巻きストラップ
ボクが拝見している「まきこみ計画」さんの記事にこんなのがあったのを覚えていました。
まきこみ計画 :: ニコン巻きだと!?そのカメラストラップは正確に取り付けてあるか?
カッパ巻きや鉄火巻き言うのは聞いたことありますが、ちょっと通っぽい心くすぐられる記事です。
まさに今、この記事が役立つ時が来ました。ありがたく記事を参考にボクもド素人ながらにニコン巻きでストラップを装着。
我ながら上手くいきました。
電源を入れて日付を設定
電源を入れた直後の年数が2012なあたり発売時期を匂わせます。日付と時間を設定したらすぐに撮影が行える状態になります。
実際の撮影はこれから
とりあえず試し撮りと言うことで家の中で何枚か撮ってみましたが、なんでもない写真が既に感動の連続です。腕が上がったのかと勘違いしています。機材が良くなっただけです、はい。
ここで何か一枚「こんなの撮れました」とすればいいのでしょうが、なかなか人にお見せできる程のものはまだ撮れていないので(イキらない)写真については追々掲載してみようかと思っています。
カメラの世界では入門機といった商品のようですが、せっかくお小遣いをはたいて買ったカメラですし、久しぶりに興奮しています。これから勉強して楽しんで行けたら良いなと思います。
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