毎度です、 @Ebba_oBL です。
表題の通り、このブログを設置しているサーバーをさくらレンタルサーバーからエックスサーバーに引っ越しをしました。
引越し後にこの事を記事にしょうとは思っていて、「さくらレンタルサーバーからエックスサーバーへ移転する方法」という内容で考えていました。
しかし、ボク自身が移転の際に、既に書かれたたくさんの記事を参考にして移転したこともあって「同じ内容をまるでコピーするかのように」記事にしても面白く無いということでやめることに。
移転作業を記録された記事は非常に多く、ボクも大変参考になりました。
その中でも直近で記事を書かれていた Oh-Blog さんの記事が契約から移転まで丁寧に記事にされており、しかも今回のボクと全く同じケースだったために特に参考にさせていただきました。
「さくらインターネット」から「XSERVER」(エックスサーバー)へ初めてのサーバー移動が完了したので手順をご紹介(ドメイン移管なし) | Oh-Blog
そもそもなんで移転してるのか
おかげ様でこのブログものんびり更新の割にたくさんのアクセスをいただけるようになって来ました。非常にありがたいことです。
どうやら多くのブログさんは9月は過去最高PVを叩きだしたという話が多く聞かれていますが、どういうわけかウチも過去最高の数値となっています。
非常にありがたいのですが、あまり頻繁に更新してないだけにちょっと不思議な感じすらします。
Google のアルゴリズムに変更があったとかなかったとか、巷でちょっと騒がれた(?)ようですが、その影響でもないような気がするのですが…、否定する根拠もないという所でもあります。
それはいいとして、その影響かサーバーから頻繁に 500 エラーや 503 エラーが返ってくるようになりました。
ツイッターでボヤいていたらキャッシュ系プラグインが悪さしているのではないかとの意見も頂いたのですが、キャッシュ系プラグインを見直し、削除などしてみても状況は変わらず。
アクセスの多い時間帯は特にひどい状況でしたので、おそらく借りているサーバーのスペックの問題も大いにあるのではないかと(ググってみて同様の状況の方の検証も参考にしました)思い始めました。
さくらレンタルサーバーのスタンダードはメモリが少なめ?
さくらレンタルサーバーは安定していると評判のようですが、レンタルサーバーの比較サイトなどではメモリの少なさを指摘されているケースが目立ちます。
利用できるメモリ量を公開していないサーバーも一部あるようですが、主要なレンタルサーバーが概ね16GBである所、さくらは2G 〜 5G とのこと。
で、ボクのサーバー情報から確認してみると 5G だったのですが、Wordpress を動作させてどのくらいのアクセスまでが 5G というメモリでカバーできるのか、そのへんの情報は得られませんでした。
プラグインの動作状況なども違いますから一概には言えない問題かもしれません。
詳細には調べていませんが VPS や上位プランだと事情が違うと思います。
エクックスサーバーを選んだ理由
割と単純です、ボクが拝見しているブログがエックスサーバーまたはシックスコアを利用されている方が多かった、そして評判が良かったからです。
シックスコアもエックスサーバーのサービスの一つなので、何れにしてもお世話になる会社は同じなわけですが、更に加えるとエックスサーバーでは wpXレンタルサーバーという WordPress に特化したサーバープランもあります。
ただし、これは WordPress しか運用できません。それ以外にもサーバーに設置したいものがあるので今回は条件に合わず除外。
シックスコアと比較検討しましたが、シックスコアはざっくり言うとビジネス用途のアプローチが主のようで、高いセキュリティなどがポイントになるプランのようです。
長く運営していくつもりなのでシックスコアも魅力ではあったのですが、じっくり検討してみるとボクの現状ではエックスサーバーで事足りそうなこと、それと実際にエックスサーバーを利用している方がもれなく好評であることから(ボクが見た限りです)エックスサーバーのX10プランを選択しました。
2度目の移転はスムーズに
長らくこのブログにお付き合い頂いている方はご存知かと思いますが、一番最初は「ロリポップ」を利用していて、次に「さくらのレンタルサーバー」へ移転しました。
今回のエックスサーバーは3つ目のレンタルサーバーということになります。
さくらへの移転の時は初めてということもあり、色んな事が手探りで躓くこともありましたが、さすがに2度目とあって今回はスムーズに。
データベースと WordPress のバックアップ、移転先のアップロードは特に問題なし、ドメイン設定でちょっと戸惑いましたが無事完了。現在に至ります。
サーバー移転時に勝手の違いに困惑した点
データベースと WordPress の移転については特に問題はなかったのですが、ドメインの設定方法が少々勝手が違い、戸惑いました。
ロリポップやさくらレンタルサーバーでは表示可能になったことを確認したディレクトリにドメインを当てるというニュアンス(わかりにくいですが後付という感じ?)ですが、エックスサーバーでは独自ドメイン用のディレクトリを作りその中にコンテンツを入れていく(先にドメイン設定しておく)ということでした。
実は前者の方法でさっさと表示可能な状態を作ったのですが、このとおりエックスサーバーでは事情が違ったので、エックスサーバーのルールに従った形に配置しなおしました。
このへんの詳しい説明は先ほどご紹介した Oh-Blog さんの記事にて丁寧に解説されております。
まとめるとエックスサーバーで独自ドメインを使う場合は、移転作業の一番最初にドメイン設定を行う必要があるということでした。
エックスサーバー移転後の使用感は
おかげ様でこれまで悩まされたエラーは一切顔を見せなくなりました。これで安心して料金を支払えますw(まだ払ってない)
ブログのレスポンスも良くなっているようです。(GTmetrix 読み)
WordPress 管理画面が異常に早い
予想外に驚いたのは WordPress の管理画面のレスポンスです、これはさくらのソレと比較すると飛躍的に早くなりました。どれぐらい早いって表現はなかなか難しいのですが、重たいはずの管理画面が重いと感じません。
つまりは WordPress が高速に動作していると解釈していいと思いますので、読者の方にアクセスしてもらう場合にも非常に良いことだと思います。
さらに加えるなら Google はサイトの表示時間も評価の要素としてとらえているようなので、そういう意味では多少気分が良いですね。これについてはあまり期待はしていませんが。
投稿完了も早い
ボクの場合、Mac のブログエディター MarsEdit から投稿しているのですが、投稿ボタンを押してから投稿完了するまでのレスポンスも素晴らしく良くなりました。
以前はここでかなり待たされたあげく、必ずと言っていいほどエラーが返ってきてイライラしたものでした。
サーバー移転を終えてみて
正直、うちのブログのアクセス状況からすると、移転までする必要があったのかというと微妙なところではありますが、引き金になった 500 エラーや 503 エラーについては決着した感があります。
原因究明に勤めればなんとかなった問題かもしれませんし、結局は移転した方がいいという結論に至ったかもしれませんが、今回は時間を買うといった形で移転しました。
hayakuyuke.jp ではサブドメインでパズドラのブログもやっており、サブドメインなのでこのブログとセットで移転する必要があったので2ブログ同時に移転させる必要があったのが少し手間がかかりましたが、作業自体はスムーズに行えました。
満足しています
正直、ロリポップからさくらを経由しないでエックスサーバーにすぐ乗り換えればよかったと思っているくらい満足しています。
決してさくらレンタルサーバー(スタンダード)が悪いということではないのですが、エックスサーバーがより快適なわけです。その分料金も張りますけど。
これからブログを始めようという方に月額1,000円程度のランニングコストは微妙なラインかもしれません。ブログ(またはサイト)が育つまではリーズナブルなサーバーで運用した方がいいかもしれません。
ただ、右肩上がりに順調にアクセスが伸びた「ある程度育ってきたブログ」や、急激に成長してしまったブログ、または最初からある程度の集客のみ込みがある場合は少々余裕を持ったサーバーに先回りしておいたほうが余計な手間や悩みを抱えなくていいと思います。
既に長く利用されている方の評価も高く、ボク自身も移転してみて、移転前よりも快適だと感じられるエックスサーバーは料金の折り合いさえ付けばオススメです。
せっかくサーバーも移転したことだし、もう少しシャキッと更新しないといけないなぁとは思っています。思ってはいるんですよいつもw
そんなわけで、誰に向けて書きたい記事なのかもよくわかりませんが、引っ越しましたというご報告も兼ねたエックスサーバーのインプレッション記事でした。
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