WordPress リンク切れチェックで発覚した ブックマークレット ShareHtml の問題と対策

404

最近うちのブログが Google さんからの評価が低いような気がして被害妄想に取り憑かれている @Ebba_oBL です。

評価が高い低いのお話の「コンテンツの善し悪し」の部分に関しては、とにかく努力するしかないわけですが、サイトの作りとしての不備が評価を落としているのではないかと考える事がよくあります。

なまじ WordPress のテーマを自作している手前、html の構造として良くない書き方をしているんじゃないかとか、なにか致命的なコードが足りてないんじゃないかとか。

そういう部分です。

今回気になったのは「リンク切れ」に関するお話です。

目次

リンク切れをチェック、修正ができる WordPress プラグイン

昨年末あたりからボクが拝見しているブログで、使っている WordPress プラグインを紹介しているサイトがいくつかありました。

うちのブログでもそういう記事を書いていますので、よかったらお暇な時にご覧になって下さい。

そんな感じで、拝見した記事に「リンク切れ」をチェック・修正してくれるプラグインがある事を知ったのですが、先日ようやくコレを試してみる事にしました。

Broken Link Checker というプラグインで、インストールするだけで記事中のリンク切れをチェックしてくれます。

正直 ほとんどリンク切れなんてありえないっしょ と、たかをくくっていたのですが、実際にこのプラグインを走らせてみたら出てくる出てくる数百件のリンク切れ orz

全く予期せぬ出来事にビビりましたが、とにかくリンク切れと言うことはなんとかしないといけないわけです。

そのままにしておいては読者の方が不便なだけでなく、エラーを吐きまくるリンクがゴロゴロしているわけですからサイトの評価にも影響しそうな雰囲気。

そんなわけで、リンク切れとの戦いが始まります。

リンク切れは Google の評価が下がる原因になるのか

その前にこの大量のリンク切れが Google からの評価を下げる事になるのか、ということが疑問でしたので自分なりに調べてみました。

が!

評価が落ちる という情報と リンク切れをもって Google が評価を落とす事は無い という両方の情報があり、どちらとも判断しがたい状況です。

当然読者に良くないわけですから修正はしますが、ボクのように気づかずにリンク切れを起こしてしまっていたサイトが「知らないうちに低い評価をされていたのか」が知りたかったわけですが、結局両方の説が存在するためハッキリわかりません。ごめんなさい。

とにかく修正だ!

リンク切れがあると分かった以上修正したいわけで、どのページのどのリンクが切れているのか、プラグインが出力したもので確認していきます。

すると大半のリンク切れが b.hatena というはてなブックマークのリンクだったりします。

「そんなにはてなにリンクしたっけなぁ…」と思ってソースをよく見てみると、他のページのリンクをサムネイル付きで紹介するブックマークレット ShareHtml で出力したモノにひっついてます。

ここでだいたい分かりました。

つまりこうです。

リンクした記事にはてブが付いている場合、ページタイトルの後ろに はてブ数 が表示されます。

Hatebu 20130128 0

このようにわずかにも はてブ が付いているモノは良いのですが、0はてブのページでは 0users とは表示されません。

Hatebu 20130128 1

表示するターゲットが見つからないのに、ブックマークレットはアンカータグを生成している為、結果リンク切れと言うことになってしまっているようです。

とはいえ、これ Broken Link Checker の解釈がそうなっているだけで、SEO 的にまずいもんなの?

そんな疑問が残りますが、いくらプラグインの言うこととはいえ、リンク切れと言われたら気持ちの良いものではありません。

せっかくはてブ数が表示できるようにしてくれている物をデチューンするのは忍びないですが、ここはボクの自己満足優先で、このリンクは解除する形で処理しようと思います。

b.hatena のリンク切れを一括削除

プラグインの機能を使ってこれら b.hatena ドメインを含むリンク切れに関して、一括解除を行いました。

その結果…、記事が更新されたと判断されて自動ツイートプラグインである WordTwit が修正記事を一斉にツイートするという、事故が発生w

うちの twitter アカウントをフォロー頂いていた方には大変申し訳ない事をしました。

リンク切れ解消!

その他細かいリンク切れもやっぱりありまして、それらは個別に処理。

お陰様でリンク切れについては一掃することができました。

ブックマークレットをそのまま使い続けるとまた同じ結果になる

これまで使っていたブックマークレットの ShareHtml で貼り付けたコードがこのような結果になっていたわけですから、使い続ければまた同じような作業の繰り返しになります。

さすがにそれは避けたいので、ShareHtml のブックマークレットをカスタマイズすることにしました。

ブックマークレットのカスタマイズ

やることは非常に単純です。b.hatena へのアンカーを吐いている部分だけ削除します。

ShareHtmlメーカーにアクセスして、カスタマイズを行います。

Sharehtml fix20130128

上のように反転している部分をごっそり削除。

<div class="sharehtml"><span class="removed_link" title="${posturl}"><img class="alignleft" align="left" border="0" src="https://capture.heartrails.com/150x130/shadow?${posturl}" alt="" width="150" height="130" /></span><span class="removed_link" title="${posturl}">${posttitle}</span>${postselect}${memo}<br style="clear:both" /><br></div>

ついでだったので、全体を div で囲んで、class を当てておきました。

今のところこのクラスに対しては特にスタイルを指定していませんが、今後気が向いたら触ってみようかと。

img タグに付与されている align=”left” とかも float に書き換えた方がよさそうな気もしますが、今回はそのままにしておきました(汗)

サイトの評価がどうなるかは分かりませんが

ひとまずこれでリンク切れに関しては解消できました。今後利用するブックマークレットも修正しましたし、同様のリンク切れは防げると思われます。

実際コレでサイトの評価が上がる上がらないに関わらず、被害妄想の種が一つ減っただけでも良かったと思います。

もちろん、上がってくれた方がいいですけど…(/ω\)

今回の方法ははてブ数表示をカットするという消極的な方法ですが、気になる方は同様に処理してみてはいかがでしょうか。

Javascript が出来る人は「はてブ0の場合はアンカータグを挿入しない」という処理までやってのけるのかもしれませんが、残念ながらボクにはそこまでの技量はありません。

実装した方がいらしたら是非パクらせて教えてください。

最後に

念のために記載しておきますが、これはあくまでもリンク切れをチェックするプラグインが「リンク切れ」と判断したから対応しただけで、ShareHtml を利用すると Google の評価に影響するかどうかを検証したものではありません。

多くの方が長く愛用されているブックマークレットだと思いますので、欠陥があったなんて事になったらもっと早い段階で騒ぎになっていると思います。

あくまでも Broken Link Checker の判断基準に対する対策と言うことを前提に解釈して下さい。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

是非シェアしていってください

コメント

コメントする

目次