おはようございます、 @Ebba_oBL です。
NTT docomo は契約数の減少と、巻き返しを狙った販促の効果が薄い状況から「来年以降の iPhone 導入を考えざるを得ない」(ドコモ幹部)
と、伝えているのは安定の情報ソース 日本経済新聞 の12月7日付けの記事です。
ドコモ、契約数5年ぶり純減 iPhone導入検討も :日本経済新聞
日経はコレまでに何度も同様の記事を書いており、なおかつ「ドコモから iPhone が出る事が濃厚である」といったニュアンスが強いにもかかわらず、実際はみなさんもご存じの通りといった具合です。
NTTドコモの11月末の携帯電話の総契約数が5年3カ月ぶりに減少に転じたことが6日、明らかになった。減少幅は過去最大の約4万件。米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)5」で攻勢をかけるKDDI(au)とソフトバンクに顧客が流出した。「来年以降のiPhone導入を考えざるを得ない」(ドコモ幹部)との声が上がっている。
引用元:日本経済新聞
docomo の総契約数が減少という話に関しては、全然疑わない話ですが、こと iPhone がらみの記事になると、とたんに微妙な雰囲気に…。
ドコモは巻き返しに向けて、10月以降に約500億円の追加の販促費を計上。
(中略)
しかし10月の純増数は7200件。11月は過去最大の純減で、効果が出ていない。
頑張ってるのは結構ですが、パイの取り合いに重きを置きすぎで、既存の顧客が「docomoで利用する理由」を見失っているのが現実だと思います。
過去に成功したビジネスモデルを必死に守ろうとしているのも、足枷になってるかもしれませんね。
「アップルが端末上のサービスを管理するiPhoneは相いれない」というのがドコモのこれまでの立場。しかし「戦略転換を本格的に考えなければならない」との声が社内では強まりつつある。実際、ドコモの加藤薫社長は10月の冬モデル発表会で「(iPhoneと)共存共栄できるかを模索している」と発言。これまでの慎重姿勢を微妙に修正した。
まぁ、これも一つの手ではあると思います。
ただアップルはiPhoneの取り扱いで通信会社に一定量の販売義務を課しているとされる。国内最後発となるドコモがiPhoneを取り扱う場合、ソフトバンクなどに比べ条件が厳しくなる可能性がある。「高いハードルがある」とドコモ幹部も認める。今後、販売条件や自社サービスの付加ができるかなどを見極めた上で導入を本格的に検討する見通しだ。
コレ本当に幹部が言ってるならダメでしょうね。
Apple と取引するなら土管屋になるのも商売と割り切らないと…。
販売ノルマが他社より重くなるか否かはただの交渉ですが、そこから先がなんとかなるならとっくに docomo から iPhone が販売されていたでしょう。
そんな感じで 日経ソース にマジレスするようなエントリを投稿してしまいますが、みなさんの印象はどうでしょうか。
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