毎度です、 @Ebba_oBL です。
ITmedia によると、iPhone 5 を製造する Foxconn 中国工場で10月5日、3,000〜4,000人が参加する大規模なストライキが発生し、 iPhone 5 の製造ラインが麻痺してしまっているといいます。
事の発端は Apple が iPhone 5 は傷つきやすいにも関わらず、0.02ミリのキズも許さない!という厳しい水準に引き上げた事のようです。
Apple は傷つきやすいアルミ素材の iPhone 5 にキズが付くのは「仕様だ」 としながらもやはり気にしていたようですね。
Apple 側からのこの要求に端を発して、品質感担当者と製造担当従業員の間でトラブルが発生。複数の品質管理担当者が負傷したようです。
品質管理担当者が工場幹部へ問題を報告したものの、幹部はそれを無視。
このような流れから大規模ストライキに火が付き、製造ラインは停止。
顧客満足度を上げる為の指示とはいえ、工場の従業員には「無理ゲー」だったようで、結果的に世界中の iPhone 5 を待つユーザーにストレスを与える結果になりそうです。
あちらを立てればこちらが立たず…、軽量コンセプトを実現するアルミ素材がこのような形でネックになるとは Apple も思っていなかったでしょうね。
一定の品質を保てる体制と工場従業員の理解が早く得られると良いのですが。
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