Keychron Q6のキースイッチをKailhの静音スイッチMidnight Pro (Linear)に変更してみた

毎度でございます、えばさん(@Ebba_oBL)です。

年明け早々に初のメカニカルキーボードKeychron Q6を購入して、なんとも言えない高級感に大変興奮を覚えたものですが、このキーボードのキースイッチは比較的おとなしい音と言われる赤軸のものを選択したものの、静電容量無線点方式のHHKB、それも静音タイプのType-Sを利用している身としてはやや打鍵音が大きく、夜中家族が寝静まった後で全力でキータイプするには正直なところちょっと躊躇するものがありました。

そこで静音タイプのキースイッチ探しを始め、最初に見つけたのは静音赤軸と呼ばれるピンク軸のものが静からしいと知るのですが、いざ探してみるとなかなか売っているところを見つけられませんでした。

特に急いではいなかったのでのんびり検索していくうちに「ふもっふのおみせ」でKailh(ケイル)の静音スイッチにめぐりあいます。

Kailhの公式サイトでは売り切れの様子のMidnight Pro (Linear)というスイッチが在庫ありの表記。

少し調べた所なかなか評判のいいスイッチの様子だったので酔った勢いもあってポチったというわけです。

今日はそのスイッチの交換と打鍵感や打鍵音にどんな違いがあったのか投稿したいと思います。

目次

Kailh Midnight Pro (Linear)到着

夜中に注文しましたが翌日には発送され、その翌日には到着という速さです。

キーボードを部品単位でカスタマイズするなんてマニアの所業だと思っていたのでまさか自分がキーボードのキースイッチを購入するようになるとは数年前には夢にも思いませんでした。

Youtubeとかで見たことあるやつが届きました。なんだか駄菓子のようなケースに入っています。

キースイッチの見た目

まだニワカなのでよく分かっていませんが所謂Chery MX互換というやつでしょうか。多分一番オーソドックスな形状のものと思われます。

Kailhの文字がさり気なくカッコイイです。

裏面です。5ピンタイプです。

さっそく取り替えてみる

キーキャップの交換は先にやりましたが、キースイッチを抜くのは初めてです。

こんな感じでキースイッチを抜き取って交換できます。ホットスワップってすごいですね。

ちなみにキーキャップは軽い力でスコスコ抜けていくのに対してキースイッチはしっかり爪を掴んで引き抜かないとイケないのでキーキャップよりは力がいります。そのためか続けてやっていると割と手が痛いです。

今回は打鍵感や打鍵音の違いをわかりやすくしたかったので主要なキーのみ先に交換してテンキー周りは手を付けていません。

上の様子はようやくキースイッチを抜き終わったところです。

キースイッチをつけてテスト

キーボードの各種設定が行えるVIAにはキーテスターが備わっています。

これですべてのスイッチが反応するか確認ができるというわけです。上の様子では赤くなっているところが正しく反応したところ。

PgUPを誤って触っていますね。そこはまだスイッチ変えていません。

よくみるとMenuというキーが反応していないのですが、これはfnキーがあたっているところで、fnキーを押しながら他のキーを押してみるとキチンと動作していたのでここも問題なさそうです。なんでキーテスターでは無反応なのかよくわかりません。

大きく変わった打鍵感と打鍵音

スイッチをつけた様子とかの写真を取り忘れるくらい年甲斐もなく興奮してキーキャップまで全部つけてしまいました。

まぁ、ただスイッチの色が変わるだけなので特別な絵ではないんですけどね。

で、肝心の変化ですが期待通りの効果が得られました。

打鍵感は静電容量無線点方式のソレには及ばないものの、だいぶ近づいているように感じます。

押下圧も45gということなのでボクが使っているHHKBやREALFORCEと数値上は同じですし、なんと言ってもややハードにタイプしても床に付いた家族を気にすることなく作業ができます。

音だけ聞けばHHKBのソレとほとんど変わらないような気がします。静音タイプのキースイッチに期待していた通りの結果に大満足です。

比較対象がもともとついていたGateron G Pro赤軸のみなので多くの軸を試されているベテランの方ほどの説得力はないかもしれませんが、HHKBと同程度の打鍵音でメカニカルキーボードを使いたい方にはおすすめのキースイッチです。

もしかするとこれでREALFORCEの出番は無くなるのではないかと考えるほど理想に近づいたキーボードに仕上がってきました。

深夜のカタカタ音を気にしている方はぜひお試しあれ。

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