毎度です、 @Ebba_oBL です。
以前、NikonのRAW現像ソフト Capture NX 2 の後継にあたる Capture NX-D が無償で配布されるといった記事を書きました。
参考:Nikon RAW現像ソフト Capture NX を無償化へ!! Capture NX-D のベータ版を配布開始 –
当時はベータ版といった形での配布で、所謂開発途中のテスト版といったモノでしたが、正式版は2014年夏リリースというところまで記事にしておきながらその後チェックしていませんでした。
この度、D5200からD7000にボディ変更したのをキッカケにカメラ周りのチェックや整備(?)を行っている際にようやく気づきました。
Capture NX-D正式版リリース
ベータ版でちょっと触ってみたボクですが、正直なところ余りにも重くてこれで何枚も現像する気にはなれないという印象でした。
これが正式版になって改善されているのか、細かい機能がどうかというよりもまずはこの点に大きな変化がある事に期待しました。
Capture NX-D の正式版ダウンロードについては以下のリンクから行えます。
Nikon Imaging | Global Site | Capture NX-D
インストーラーの実行でベータ版も削除してくれる
こちらはボクが利用している Mac 版のスクリーンショットですが、Capture NX-D の beta 版は正式版のインストール手順の中にアンインストール手順も含まれていますのでここで削除してしまうのがよろしいかと思われます。
インストールは案内されるがままに進める事で完了しますので、特に躓くことはないでしょう。
インストールが完了するとドックにアイコンが現れました。正式版はカラフルになりましたね。
いざ!Capture NX-D 正式版のレスポンスはいかに!?
Mac版の NX-D は Ver.1.0.0 ということになっています。
Ver.1.0.0 で色々と改善されちゃったりするのかな〜と楽しみに起動し、適当な写真を読み込んでみた所。
うーん・・・・ちょっとは改善されて・・・・いる・・・・のか?
我が家の27インチモニターにフル画面で利用しようとしたところ、かなり動作が重いので作業ウインドウをちょっと小さめに調整したら幾分かマシになったような気がしています。気のせいかもしれません。
何度も起動しているうちにキャッシュも効いているはずなので、だんだん改善されているような気になっているだけかもしれません。
が、なんとか作業しようと思えばできるレベルです。(速度だけでモノを言うてます)
ただ、やはりこれで何十枚も現像するというのはやはり腰が重いというのが正直なところでしょうか。
ネットの評判などを見てみるとやはり動作速度は皆さん不満のようで、それを理由に Lightroom の利用を始めたという方もいるようです。また、Caputure NX 2 と比較した場合に削られている機能もあると言うことで、その点への不満も見られました。
ボク自信が Capture NX 2 を利用したことが無いのでどの程度重要な機能が削られているかは判断が出来ないのですが、NX 2 は事実上開発を終了するということなので NX 2 に慣れていた方にはちょっと残念な状況かもしれません。
ただ、「Lightroomでは欲しい色が出ないけどNX-Dでは出る」といった意見もあるようで、画像処理については決して悪いモノではないようですね。
Nikonユーザーであれば無償で利用できますので、アップデートで色々と改善される事を願いながらPCにインストールしておくのは良いかもしれません。
なんだかんだいいながらボクは Lightroom など、他の現像ソフトを持っていませんのでここ一番の現像は Capture NX-D を利用するつもりでいます。
対応機種をお使いの方は今のうちに Capture NX 2 を確保しておくというのも手かもしれません。
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