毎度です、 @Ebba_oBL です。
今日のタイムラインで話題になっているのを見かけて知ったのですが、Apple が日本のオンラインストアにて SIM フリー iPhone の販売を開始しました。
iPhone 5s – ゴールド、シルバー、スペースグレイの新しいiPhone 5sを購入する – Apple Store (Japan)
該当ページでは16GB〜64GBの各色が1-2週の出荷予定と言うことになっています。
それぞれの価格は国内キャリアの一括価格よりもやや高めですが、海外のSIMフリー端末を扱う業者から購入する価格と然程変わり無く、それであれば Apple から直接買う方が安心ではないでしょうか。
高い SIM フリー端末のメリットとは
一括価格で高めである上に、各キャリアの新規本体購入時に適用される割引サービスも適用されないので国内キャリアから購入するケースと比較してもかなり割高ということになります。
iPhone 5 までなら「docomo 回線で使える」というメリットもありましたが、すでに docomo が参入した現状ではどんなメリットがあるのでしょうか。
海外で利用
SIM フリー端末を購入するメリットとは何かと考えてみたのですが、単純に思い浮かぶのは海外へ良く行かれる方。
国内版の iPhone を購入してしまうと海外ではデータローミングを使って高額の通信料を支払わないと行けない場合があります。詳細には計算していませんが10日程度の滞在で数万円の通信料金になるケースもあるようです。
これを現地の通信会社の SIM を利用すれば1万円足らずで事足りると思われ、年間にこれを数回繰り返すようであれば、この間のコストの差だけでもモトがとれます。
安いデータSIMを使う
2年間利用した場合の本体代金の差が数万円になるということですが、国内キャリアで購入する場合、当然2年間の利用料金も発生するとになります。
ざっくりで申し訳ないですが、月の維持費が5,000円だとすると2年間で12万円。
これを 980円/月 で維持できる SIM などで運用(当然通信速度など犠牲がありイコールコンディションではないですが)すると、2年間でざっくり24,000円弱。ここでも数万円の差が発生することになります。
おまけに SIM フリーだと2年縛りも無いので SIM を入れないという選択肢もあります(iPod touchでいいじゃんという話は置いといて、必要な時だけ刺すという感じ)
ただし、コレは長い期間利用して発生するメリットなので新製品の発売ごとに買い換えたい方はその限りではありません。
ただし次の条件を除いて
旧機種の現金化を可能な限り高くできる方
iPhone 等の端末を買い取るとしている業者はありますが、往々にして買いたたかれます。1つ型落ちの64GBが2万円以下なんてザラじゃないでしょうか。
恐らく最も高額で旧機種を現金化できる手段としては Yahoo を初めとするオークションサイトの利用ではないかと思われます。
SIM フリー端末は国内キャリア版よりも高額で取引される傾向もある上に、iPhone は非常にリセールバリューが高い為、1年の新製品サイクルで買い換える事を前提にしても購入価格の半額以上で売却できるケースが少なくありません。
もちろん外観が酷く痛んでいたり付属品がなかったり、条件が悪いとそうはいきません。
なるべく綺麗な状態を保ちつつ、今の所 Apple の1年サイクルに合わせて買い換えを繰り返せば、概ね半額程度の価格で最新機種を手にしていくことが可能になるかと思います。
裏を返すと本体価格半額程度で1年リースしているような形になってしまうということなのですが…。
もっと言うとこの形の買い換えを国内キャリアで一括購入すると、一応割引サービスが付いてくるので毎月のランニングコストが下がるというメリットもあり、手放しに SIM フリー買い換えループがイイとも言い切れません。
因みに iPhone 5 16gb の国内キャリア版である Softbank の製品であってもこの記事執筆時で約3万円程度で取引されています。
SIM フリーの恩恵を受ける条件にあてはまるか
思いついた勢いで書いているので途中の料金や相場などに関する部分は本当にザックリした内容で申し訳ないです。詳しく知りたい方は検索すると多分沢山出てくると思います。
ただこのように改めて考えてみるとボク的には SIM フリーの恩恵は無いかなーと思ったりします。
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