日本時間で9月11日午前2時より Apple の新製品発表イベントが開催され、iPhone 5C , iPhone 5S が正式に発表されました。
また、国内の取り扱いでは先日より噂になっていた NTT ドコモの参入が正式に発表されました。
それぞれに搭載される iOS 7 ですが、9月18日より(日本時間では19日)配信開始予定となっており、対応機種は iPhone 4 以降、iPad2 以降、iPod touch 5th 以降とされています。
iPhone 5C
製品ページ:アップル – iPhone 5c – 特長
5色のカラーバリエーションを展開。やはり廉価版 iPhone といったポジションでリリースされるようです。
A6 チップ搭載、4インチ Retina ディスプレイ、1,136×640ピクセル 326ppi 、8メガピクセルメインカメラ f/2.4の開口部。1.2メガピクセルフロントカメラ。もちろん LTE にも対応。
ホワイトモデルも前面はブラックのフェイスパネルが採用されています。カラーバリエーションはバックパネルだけですね。
iPhone 5S
カラーはスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色展開。事前情報通りゴールドがラインナップに加わる形となりました。
製品ページ:アップル – iPhone 5s – 特長
イヤらしい金ではなく、リーク通りのシャンパンゴールドっぽいカラーで上品な印象です。
内部ストレージは 16GB , 32GB , 64GB の3種で、128GBモデルの追加はありませんでした。
5からの変更点
A7 , M7 プロセッサ
64bitの A7 プロセッサを搭載する他、M7 モーションプロセッサを搭載し、こちらは加速度・ジャイロ・コンパスなどの制御に利用されるチップのようです。
新しい A7 プロセッサは A6 の倍の処理能力を持ちながらバッテリー稼働時間はインターネットブラウズで10時間を実現しているそうです。
カメラ
f/2.2 の開口部を持つカメラは暗所での撮影に優れる他、秒間10枚の連写撮影が可能。また、動画では秒間120フレームのスロー撮影にも対応しています。
事前情報通り、デュアルフラッシュを搭載し、撮影するシチュエーションによって、適切なフラッシュが動作するよう設計されているようです。
指紋認証
ホームボタンからはマークが消え、金属製のリングが印象的なホームボタンへ変更されています。
このホームボタンには指紋認証機能が搭載されており、ボタンを押し込む事無く触れるだけで指紋認証を行う事ができるようです。
また、この機能を利用し、iTunes ストアのパスワード入力を省略することも可能。(従来通りパスワードを入力する事でももちろん可能)
今後パスワードが必要だったセキュリティの機構がこれに置き換わっていく可能性もありますね。
Touch ID と呼ばれるこの認証機能は、あらゆる角度から迅速に読み取る事ができる技術が盛り込まれており、従来の決まった方向からの読み取りしか出来ないものよりも優れた機能のようです。
気になる発売日・価格は
Apple の公式発表では 13日予約受け付け開始、20日発売とされています。発売日については日本でも同様の日程になるのではないかと思われますが、13日予約開始については各キャリアで違う場合があるかと思われます。
iPhone 5 の時はテザリング解禁を武器に KDDI が先行して発表を行った事は記憶に新しい所です。
今回はどこから先手を打ってくるのか、はたまた同時なのか、気になるところですが、何と言っても今回は新規参入の NTT ドコモがどのような戦略でアプローチするのかがちょっとした注目ポイントではないでしょうか。
また、価格については US$ で発表された価格は iPhone 5 と同じであり、日本で流通する製品についても iPhone 5 と同等のものになるのではないかと思われます。
これまでの iPhone のリリースを踏襲する形で 5S は 5 のマイナーチェンジといった印象ですが、ドコモにとっては初iPhoneとなります。
既存の docomo ユーザーが iPhone への機種変更に意欲的であるといったニュースも聞こえていますので docomo で購入を検討されている方は予約受付開始と同時に動いた方が賢明かもしれません。
他のキャリアについても発売当初は品薄になる傾向がこれまでの風潮としてもれなくありましたのでこちらも同様に。
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