日経の記事で取り上げられた docomo の iPhone 取り扱いの記事、これで何度目だろうと思った人は多いと思いますが、どうやら今回は信憑性は高そうな雰囲気があります。
ドコモ、iPhone販売へ 今秋にも新モデル :日本経済新聞
実際コレってどうなんでしょうね。
どうって消費者の反応の事なのですが、今更感満点なのではないかと思って居ます。
国内最大のキャリアといえばそうなのですが、iPhone を使いたい層は既になんらかの形で利用していると思いますし、docomo ならではの特典のようなものも今となっては大きなモノは無いように思えます。
docomo としては離れていた顧客を取り戻す施策の一つとして捉えているのかもしれませんが、余程魅力的な料金プランでも打ち出さない限りいい数字は出ないのではないかとも思います。
MNPによる優遇があれば多少の顧客増と、今後「iPhone が無いから」という理由での転出は防げるとは思いますが、同様に iPhone を取り扱う Softbank と KDDI が転出を防ぐアクションを起こせば、「iPhone があるから他社から顧客をガッツリ取れる」という構図は成り立たないと思われます。
既存の docomo ユーザーが iPhone に機種変更するという形で iPhone の販売台数はそれなりになりそうな気もしますが、それも「それなり」に留まりそうな気が…。
ボク自身 iPhone を使っていますのでイイモノである認識は変わりませんが、それを利用するキャリアについては既にドコでもいいような気がしています。
iPhone 4S や iPhone 5 のタイミングで docomo が参入ということであれば多少事情は変わってきたかもしれませんが、消費者にとっては近所に新しいコンビニが一件増えたのと同じ程度の違いしか無いように思えます。
ひょっとするとコレはボクがキャリアに余りこだわりが無いからそう思うだけなのかもしれません、皆さんはどの様に考えるのでしょうか。
コアなスマートフォンユーザーなら事情は違うかもしれませんが、ライトユーザーの殆どは既に iPhone を手にしているような気がするのですが…。
むしろコアなユーザーなら尚更どうでもいい話かもしれませんね。
海外サイトまでもが報じていたよ
久しぶりに 9to5Mac を除いていたらこの事が記事になっていました。
日本最大のキャリアが云々という書き出しですね。日本市場は確かにそれなりに軽視できない市場ではあるでしょうからちょっとしたニュースではあるんでしょう。
同様の事例ではチャイナモバイルがどうしたこうしたという話も話題になってますね。
どうでもいいといいつつ
実際 docomo が扱うなら docomo 回線で iPhone を使いたいか?と問われれば答えは No です。イヤなわけではなく前述の通り理由が無いだけです。
ただ、docomo が転出してしまった顧客を取り戻す為にどこまで初iPhoneを大胆に売るのかにはちょっと興味があります。
ちょっとした祭りになるようなバラ巻きを開幕早々打ち出すようなら話は変わってくるかもしれません。多分ないでしょうけど。
何はともあれ、消費者にとって選択肢が増える事は悪い事ではありませんし、3社でパイの取り合いを頑張ってくれる事は歓迎されます。
どうでもいいと言いつつ、ユーザーにとって有利な条件が増える事はいいなと思っています。
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